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『あの娘のランジェリー』のこと。

■エマニュエルの作戦会議『あの娘のランジェリー』の、公演本番が間もなく始まります。
今回の作品は、僕が主宰する「エマニュエル」という演劇ユニットと、伊藤留奈さんが主宰する「作戦会議」という演劇ユニットが共同で制作する公演となります。

さて、そこで唐突ではありますが、エマニュエルについて少し書きたいと思います。

 

今回の公演を準備するなかで、あらためてエマニュエルのコンセプトを考える機会がありました。

エマニュエルのコンセプト、それは、「ルミネ」です。

 

え? ルミネって、あのルミネ? なんだそりゃ?って感じでしょうか。

では、そんな「ルミネ」本家のコンセプトはどうなっているんだろうかと公式サイトを見てみると、そこにはこんな言葉がありました。

 

「わたしらしくをあたらしく」

「ルミネに行くたびに、いつもちょっとの、『期待以上』がある」

 

ああ、いいですね。

なんというか、わかるようでわからない、このふわっとした幸福感。

きっとこの幸福感こそを僕は求めているのかもしれません。

だからこそ、目標とするターゲットは、OLさんです。

他者に厳しく、幸福感に貪欲な女性の鑑賞に耐えられるポップな演劇を作りたいという願いから、「目指せルミネ!」が、エマニュエルのコンセプトだと考えているのです。

 

……なのですが、さて「書きたいものは?」と問われると、なかなかどうして、果たしてそれがルミネ的かと考えると、はっきりそうだと言い切れないところはあるのですが、それでも出来得る限りルミネ的なパッケージを目指したいとは考えています。

 

というわけで、あらためて。

今回の作品を書こうと考えたきっかけは、「疑うこと」について興味を惹かれたことでした。

たいした根拠のないまま、なにかを、あるいは誰かを疑っていた自分に対して疑問を感じたことがスタートとなった作品です。

そして、そんなときに読んだ「従軍慰安婦と戦場の性」にも大きな刺激を受けました。

 

台本執筆中には、「嘘をつくこと」と「疑うこと」、そんな側面から、人間の愚かさを描ければと、考えていたように思います。

決して、「新しい演劇」というタイプの作品ではありません。

暗転で始まり、暗転で終わります。

それでも、そこに、僕にとっての新しいチャレンジがあると考えています。

未熟な部分も多々あると思いますが、この作品が書けたことはとても嬉しい出来事となりました。

 

本番まで、あと一週間。

最後まで、少しでも面白い作品になるよう力を注ぎたいと思いながら稽古をしています。

「期待以上」を目指して。

 

ぜひ多くの方に観ていただきたいと願っています!

 

2016年6月9日 浅野晋康

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